SWEET LOVE SHOWER 2004

15:00からYUKI登場。伸びやかに歌いあげ、ほんのり会場を盛り上げてた感じ。
the end of shite→ファンキー・フルーツ→プリズム→ハローグッバイ→Rainbow st.→Home Sweet Homeの6曲。the end of shiteは外せない一曲なんだなぁ。やたらに見せパンを。ライブ後のインタビューでParlamentのTシャツ姿がいい感じ。
2番手はサンボマスターで、ぶっきれてたなぁ。説教臭いところがややあったけど、ボーカルの方がカンニングの竹山さんのように「いいひと」っぽいところに好印象。歌詞もいいし、歌もうまい。
10-FEETが次に出た。今日の出演アーティストリストを見て一番うるさい系か。FMでよく流れてた「EVERY」以外は知らない曲だったけど、3ピースのオイシイ楽曲つくり出来てるなぁ。2人ともボーカル取れるのもいいし、客のツカミが上手いバンドなんだね。
ここで、シークレット扱いだった鬼束ちひろが登場。赤と黒の横縞のセーターに黒のミニスカ、はっきりくっきり厚化粧メイク。MCなしで早速1曲目のNirvanaの「Smells Like a Teen Sprit」を歌い始める。しかも、四重奏がバック。Bjork辺りを狙ってるような感じで「How Low?」と沈みゆくような暗い感じ。どよよ〜んとした雰囲気が会場を包み込み、Policeの「King of Pain」のカバー。喉の調子が今ひとつのような感じで終始かすれた声だった。まぁ、冒頭より2曲もカバーだったので、次もカバーかと勝手に踏んでたら、いきなり、エレキギターのフィードバックが。バンド(2Gt,Ba,Dr)編成に四重奏という組み合わせで、パワフルなロックナンバーを歌いだす。サビが「私は死んでいる〜」という曲で、活動再開のNew Singleの『育つ雑草』らしい。発売も決定してるんだけど、鬼束のMCは皆無で、全3曲を歌いあげると、ステージにマイクを捨て去っていってしまった。方向転換なのかなぁ、代表曲を1曲もやらないとは、なかなかカッコいいかも。
18:00を過ぎ今回の面子の中で一番歳とってるChar登場。9/12に日比谷でツアーファイナルを向かえて、再び野音に降り立った感じで、衣装もほぼ同じまま(笑) Joe山中さんのイベント出演時にPsychedelix時代からのドラムのJimが来日してたから、ひょっとしてJimが叩くかもとか期待したけど、No Generation Gap Tourの時のトリオで出演だった。3人の打ち解けたJamっぽい演奏で、10年前のPink Cloud(Jonny, Louis & Char)の日比谷でのFree Spritを彷彿するような「Hear Me in Heaven」で始まるとは意外な選曲。続く「Future Child」でも今回のツアー同様のギター弾きまくり。ストラトからZEMAITISに持ち替え、「No Generation Gap」のリフを引き始める頃に、Tシャツにジーンズでカップをかぶったラフな格好でAI登場。AIちゃんはラフな格好のほうがよく似合ってるなぁ。会場からのAIコールもちらほら聞こえ、盛り上がってた。Humble Pieバージョンの「C'mon Everybody」のカバーに、「Natural Vibration」とCharのギターにAIのボーカルはよく映えてた。金子マリとかぶるけど、いい太い声してる。9/12の時よりも今回の2人の出来栄えはいいです。
Charの次にPUSHIMとASIAN KUNG-FU GENERATIONが出演してた。アジカンは今年の野外フェス・イベントに出まくってる感があるけど、個人的にトリを務めるのにはまだちょっと辛い感じかなっと今日の放送を見て思った。「ループ&ループ」非常にいい曲だけど、曲ごとに温度差があるというか。webでの放送は「リライト」で終わってしまった。全員でのセッションとかあったのかなぁ...