ボロフェスタ04 Second Day @京大西部講堂

yoshinyoro2004-10-10

今年は3日間開催されるボロフェスタの2日目を観に行った。
西部講堂前の広場に、どかーんとちゃんとした野外ステージと、畳敷きのテント内かわいいステージの2つと講堂内のステージがあって去年よりパワーアップしてたのには驚いた。
講堂内はVJブースが舞台袖に引っ込んでたので、今年はスタンディングの客席が広く感じられたし、プロジェクトスクリーンに演奏中のアーティストとエフェクトのCGで映し出される等、観やすかったのもポイント高かったなぁ。
さて、友人と遅れて到着したので、なんとかDEERHOOFの野外ステージから楽めました。

DEERHOOF

DEERHOOFは前日のファンダンゴよりも観客のノリがよかった分、演奏がエキサイトしててよかったです。
グレッグもMCで「人がいっぱい。緊張(きんしょう)します」とか言ってて、ちょっと照れ入ったサトミさんも時折笑顔を見せてたなぁ。
演奏時間と曲目はファンダンゴとほぼ同じだったようです。
今日は最前列で観てたんですが、グレッグが叩く度にシンバルの上にスティックから零れ出る木屑がほぼ毎回見えるという小さな発見もあった。
かなり力はいってるんだなぁ

pony*1

野外のテントステージでほのぼのとした演奏だった。
安定した演奏で聴きやすかったなぁ。

MO’SOME TONEBENDER

講堂内で初モーサム
土龍さんの「King of Alternative!」との紹介でモーサム登場。
グレーと白のボーダーシャツの百々さん(Vo&G)のオレンジ色のムスタングいい音してた。
これでもかっていうほど、ビートが利いてる3ピースだった。
観客の異常なほどのノリで空調がない講堂の熱気も物凄く、汗だくになったので思わずタオル購入してしまうほど。
NIRVANA好きの友人を連れてこなかったことを後悔..

54-71

DEERHOOFと同じく前日のファンダンゴと同じセットリストだったけど、今日もキマってました。
上半身裸の佐藤さんの「たぁ〜たったらったぁ〜」のマイクパフォーマンスや、野外会場を暫く見つめ続ける仕草も観客からウケてました。
ドラムの方が途中、スティックが折れるアクシデントもあったけど、動じずリズムをキープしつつ、すんなりとスティック交換も行なってたのに貫禄を感じました。
あと、曲中に落としたメガネを後でカメラマンの女性がステージ下から返すときに、佐藤が「アレ?」という虚をつかれた素の顔もよかったです。
アンコールで「エリーゼのために」をやってくれました。
演奏中に会場のそこらから「うまいわぁ」っていう感嘆の声もちらほら聴けた野外でした。

LUNA

新作「Rendezvous*2を引き下げての6年ぶりの来日&Farewell Tourも兼ねてて、LUNAの勇姿をしっかり目に耳に焼き付けられてよかったです。
非常にまったりとしつつ乾いたLou Reedのような音で、じわじわと心の内面から盛り上がってく感じでした。
MCで「寝てないんだよ」みたいなこと言ってて、気だるい様子のディーン。
ショーンのジャズマスターから醸し出される柔和な音もかな〜り気持ちがよかった。
目の前で観れたショーンの自在のアーミングは勉強になったなぁ。
ドラムとベースの安定したリズム隊も..
1度目のアンコールの後に、会場の拍手が鳴り止まなかったのも印象的でした。
この日はキセルやラリパパにFOEの出演時に、急用の友人を送りに外に出歩いてて観れなかったのが残念だったけど、LUNAだけでお腹一杯になって後悔なし。
で、外歩いてる時に百万遍の交差点で、物凄くキレイなモデル風の女性を見かけたんだけど、後でLUNAのステージに立ってベースを弾いてたのにびっくり。

*1:ponyの公式はhttp://www.carawayrecords.net/辺りに

*2:Rendezvous